口内を汚さないために工夫しよう

インプラントは、通常の歯に比べて汚れが溜まりやすいです。 汚れが溜まった状態になると炎症を起こしやすいので、口内を常に綺麗にすることを心がけてください。 まずは、自宅でできるケア方法を知りましょう。 ポイントはゆっくり磨くことと、余計な力を入れないことです。

歯医者でできるケアとは

セルフケアでは、どうしても限界があります。 汚れを見逃すリスクがありますし、炎症が起こっていることに気づけないかもしれません。 インプラントにしたら、定期的に歯医者に行って専門家にケアしてもらってください。 それが通常の歯との、お手入れの違いになります。

通いやすいことが最も重要

最初に歯医者を選択すると思いますが、医師の実力だけで決めないでください。 確かに実力が高いことや様々な治療ができることは重要ですが、遠い歯医者では通院しにくいです。 通うのに不便なので、自宅から近いことも条件に含めましょう。 歯医者の開院時間にも注目してください。

汚れをしっかり除去する

通常の歯でもインプラントでも、歯磨きを怠ると口内の環境が悪くなってしまいます。
環境が悪くなれば病気を発症しやすくなるので、丁寧に磨くことを忘れないでください。
特にインプラントは、通常の歯よりも丁寧に磨くことを心がけましょう。
歯を1本ずつ磨いたり、電動歯ブラシを使ったりすると良いですね。
またこの時に、強い力を入れてはいけません。
強い力で磨くとインプラントにダメージを与えて、炎症を起こすリスクが高まります。
軽い力で、優しく磨くだけでも十分です。

定期的に歯医者でメンテナンスを行いましょう。
歯科医師に見てもらえば、インプラントに異常が起こっていないかどうか、すぐにわかります。
口内に汚れが溜まっていた時は、歯科専用の機器で除去してもらうことも可能なので、口内環境を綺麗にできます。
頻度は、3か月に1回程度が良いでしょう。
それ以上の期間が空くと口内に汚れが溜まり、インプラントが炎症を起こしやすくなります。

インプラントの治療が終わっても、定期的に歯医者に行く必要があります。
通いやすい近くの歯医者を選択してください。
メンテナンスでの通院が習慣になりますし、治療した部分に違和感を抱いた時に、すぐ相談しに行けます。
どんなに優秀な医師がいると評判でも、自宅からかなりの距離がある場合は考え直してください。
また仕事が忙しい人は夜や、休日に診察を受けられる歯医者を見つけるのが良い方法です。
自分に合った歯医者を見つけ、インプラントの治療をしましょう。